田中泉さん(元NHKアナウンサー)

小学3年生からクラシックバレエを習われていました。

中学の3年間はアメリカで生活。9・11のテロが発生した時はニューヨークの郊外に住んでいました。マンハッタンに行った父親の安否が気がかりで、テレビの生中継を見ていたそうです(父親はその後、無事帰宅)。状況が分からない中、事件の様子を伝えるリポーターやキャスターの姿に“テレビの仕事って、世の中の役に立つ仕事なんだな”と思ったといいます。

高校時代(慶應義塾女子高等学校)はチアリーディングに所属。
夏の甲子園に系列校が出場した際には、学生チアリーダーとしてアルプススタンドで応援をしたそうです。

大学時代は体育会ゴルフ部に所属し、学生ゴルフ選手権の予選大会に出場。

大学2年生の時、カナダ旅行でちょっとした災難に遭いました。泊まりバスツアーに友人と二人で参加をしましたが、途中でバスに置いて行かれるハプニング。お金も尽き、電話もつながらない。途方に暮れ、友人と泣くしかない。すると見知らぬバスの運転手から声を掛けられ、助けてもらったそうです。親切な人がいて良かったですね。

いろいろな人と楽しく会話ができる人間に憧れ、アナウンサーを志すようになったといいます。
『アナウンサーになれば、いろいろな人にインタビューができるし、自分の世界ももっと広がるのだろうなと漠然と思っていました』。

就活ではアナウンサーへの思いがより明確になり、“一生懸命に生きている人たちの姿を伝えたい”と考えるように。その思いの根底には“人が気づかないうちに抱いてしまっている偏見を取り除きたい”という気持ちがあったといいます。
『じつは私の身近なところに生まれた時から障がいのある人がいます。私はそれまでは、障がいのある人や周りの人を見ると大変そうだな、つらいだろうなと思っていました。でも、実際は違っていました。障がいがあることによる大変さはもちろんあるけど、それ以上に本人にとっても家族にとっても楽しいことや喜びがたくさんあることを知ったんです。偏見をなくしたその先に、真実や発見がある。自ら現場に行ったり事実と向き合ったりすることでそれを伝えられるアナウンサーになりたいと思うようになりました』。　
出典　アナウンサー仕事の流儀

2010年、アナウンサーとして入局。同期は大成安代アナと桑子真帆アナ。

初任地は富山放送局(2010年～12年度)で、次いで大阪放送局(13年～14年度)を経て、2015年度からは東京アナウンス室に籍を置いていました。

大阪放送局時代「関西845」(13年)

https://www.youtube.com/

2015年3月から「ニュースウオッチ9」のフィールドキャスターを担当。

「ニュースウオッチ9」では海外取材にも行かれました

出典　番組担当時のブログ

2018年5月、一般の方と結婚していたことが分かりました。結婚をした時期は今年に入ってからだそうです。おめでとうございます。
https://www.zakzak.co.jp/ent/news/180510/ent1805106650-n1.html

2019年6月10日付で退局。　
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201906110001054.html