佐藤ちひろアナ(テレビ朝日)【画像】「バスケW杯2023」の佐藤アナ　9/2

父親は警察官。鑑識の仕事をされています。
『【アナウンサーになっていなかったら?】父のように警察官になりたかったです!鑑識の仕事だったので、 テレビに映ることがあり、かっこいいなあ〜と誇らしかったからです! 』。


出典　テレビ朝日アナウンス部のツイッター(3月28日)

身体を動かすことが好きで、小・中学生の頃はバスケットボールや陸上をされていました。

兄の影響で幼い頃から漫画やアニメが大好きだそうです。

出典　佐藤アナのブログ

福島県南相馬市出身で、中学2年生の時に東日本大震災に遇いました。実家は福島第一原発から約20㎞圏内と近く、緊急時避難準備区域に指定されました。
外出もできず、部屋に閉じこもる生活が続いていたある日のこと。ハンガリーが被災地の子供たちを短期留学に招待するという新聞広告を見つけました。対象は高校生でしたがダメもとで申し込んでみたところ、OKを頂き、渡洪(ちなみにハンガリーは漢字では“洪牙利”と書きます)。

現地ではテレビ局の取材を受け、震災のことを説明したといいます。すると番組を見たおばあさんが滞在先の家までやって来て、『頑張ってね』と手を握って励ましたくれたそうです。その時に“テレビの力の凄さ”を実感したといいます。
『そこから、ぼんやりとですが、メディアのお仕事に携わりたいなと思うようになりました。特に自分の声で伝えることのできるアナウンサーはやりがいのある仕事だろうなと。大学生になって進路を意識するようになり、何十年もする仕事だから、アナウンサーに挑戦してみようと決めました』。

震災ボランティア活動には兄と一緒に参加しており、津波に流された写真を洗浄する作業をされています。
『これもテレビの力を感じたことの一つですが、津波に流された写真の洗浄活動を終えて自宅に戻りテレビを見ていたら、写真を受け取った方々が喜んでいる様子が取り上げられていたんです。私が洗った写真なのかは、もちろん分からないんですが、とにかく嬉しくて。私も震災で人に助けられたので、私も人助けができたらいいなと/』。

出典　ニコニコニュース

学生時代は東南アジアでボランティア活動をされていました。現地では昆虫食にも積極的に挑戦したそうです。

大学3年生の時から個人経営のアナウンススクールに通い、技術面や精神的な部分を磨いていったといいます。
技術面においては福島の訛りが課題でした。おばあちゃんっ子だった佐藤アナは家族の中でも特に福島弁の訛りひどく、原稿を読む時は矯正するのに苦労したそうです。

佐藤アナは人々の命や暮らしを守れるアナウンサーを目指されています。
『自分自身、震災の時に助けられたのがテレビからの素早い情報提供でした。私もそんな情報を伝えられるアナウンサーを目指したいと思います』。

出典　美学生図鑑

大学在学中には、早稲田大学最大規模のファッションショー「Waseda Collection」(通称ワセコレ)でモデルを務めました。

その映像「ワセコレ」(18年)

https://www.youtube.com/

2020年、テレビ朝日に入社。同期は安藤萌々アナと渡辺瑠海アナ。
4月5日から「サンデーステーション」のお天気コーナーを担当、同月13日からはAbemaTV「AbemaPrime」で進行役を担当。

目標とする先輩アナウンサーは、「報道ステーション」の森川夕貴アナ。情報が的確に伝わってくるところが憧れとのことです。

「サンデーステーション」初登場回当日を密着(20年)

https://www.youtube.com/

コロナ禍のため新人アナウンサー研修の大部分は、リモートによって行われました。

「はい!テレビ朝日です」2年目の抱負 前編(21年5月30日)
※研修当時を思い出し、涙を流す佐藤アナ。入社当時の映像も

https://www.youtube.com/

後編(21年6月6日)

https://www.youtube.com/

【画像】「バスケW杯2023」の佐藤アナ(9月2日)