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後藤佑希アナ(NHK)

公式プロフィール後藤佑希アナ

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名前後藤 佑希
(ごとう ゆうき)
生年月日1996年7月30日
出身地岐阜県
最終学歴慶應義塾大学商学部
入局2022年
配偶者
関連
担当番組


経歴


聴覚障害があります。



先天性の聴覚障害だと分かったのは2歳半の時。Pendred(ペンドレッド)症候群という病気が原因の難聴でした。

後藤アナは感音性難聴という種類の難聴で、音が聞こえにくいだけではなく音が歪んで聞こえるといいます。

生まれた時は比較的軽度の難聴で、幼い頃は補聴器を付けて生活をしていました。しかし小学生になると症状が進行し、重度に。
そのため、小学3年生の時に人工内耳を入れる手術を受けました。術後、即座に聞こえるようになるわけではなく、半年間にわたる根気のいるリハビリ生活を経て、聞こえる音の幅を広げていきました。

頭の中に電極というものを入れていて、外側から磁石でくっ付けています。人間の耳は、音を鼓膜が電気信号に変え脳に伝えています。後藤アナはその電気信号に変える機能に障害があります。人工内耳はその機能の役割を代わりに働いています。

現在は両耳120デシベル程度で、サイレンの音やジェット機の音が微かに聞こえる聴力です。

人工内耳は電子医療機器のため、電池が切れると全く音が聞こえなくなるそうです。

後藤佑季さんに教わるはじめての手話。♯1(21年8月)
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https://www.youtube.com/リンク


♯2
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https://www.youtube.com/リンク


♯3
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https://www.youtube.com/リンク


♯4
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https://www.youtube.com/リンク



出典 後藤佑季さんに教わるはじめての手話。ほぼ日刊イトイ新聞



両親の方針で、小学校からろう学校ではなく普通校に通学。

小学校6年生の時の50m走の自己ベストは7・0秒。

中学・高校は陸上部、大学では陸上競技同好会に所属。
陸上のほかにも水泳やバトミントンをされていました。

『大学に行くお金は、奨学金を探して応募し、アルバイトもして、学費と生活費は全て自分で賄いました』



大学3年生の2017年、NHKが初めて公募で障害者リポーターを募集していることを知り、応募。全国159人の中から後藤アナを含む3人が採用されました。

応募した動機について次のように語っています。
『まず、私のような一見したらわからない聴覚障がい者がいることを知ってもらいたかったからです。
大学から上京して一人暮らしを始めた時に、高校までは周囲に守られていたと痛感しました。それが社会に出てみて一転。一見するとわかりにくい私のような障がいに対して、社会の配慮の無さに気づかされました。普通にしゃべれるし、髪の毛をおろしていたら(耳の人工内耳を指差して)これは見えないので。

あと、私の障がいが“聴覚障害”であることも理由の一つです。というのも、キャスターはコミュニケーション能力が必要とされる仕事で、耳に障がいがあれば不可能な仕事と思われています。努力すれば仕事は出来るという姿を見せたいし、それが誰かの頑張りたいというきっかけになってほしいと志望しました』


「2018年平昌パラリンピック」では現地の会場から出演。
カンパラプレス
出典 カンパラプレス(18年3月19日)


学業とリポーター活動との両立。多忙な日々を送りながらも、大学を首席で卒業。
NHK関係者の話。『彼女は自分からは言いませんが、大学を首席で卒業しているんです。これには驚かされました。テスト期間中ですら出勤して、リポーターの仕事に打ち込んでくれていましたので』。

出典 日商 Assist Biz



大学を卒業後もNHKのリポーターを務め、パラスポーツや共生社会の実現について取材をしていました。

2020年8月に放送された「おはよう日本」では、当初台本にはなかった後藤アナの言葉が使われたといいます。
“(障害を)見せる選択肢もあるけど、見せない選択肢もある”

『その言葉は、最初台本に入っていなかったんです。「義足のファッションショー」の事だったので、『(義足を)見せてもいいという話で終わりたいね』という流れでした。でも、私は、見せない選択肢もあるというのを私の口から言わないといけないと思い、ディレクターと上司に相談して話し合い、あの言葉が作られました。

取材していて常に思うのは、障害のある人は持っている選択肢が少ないということです。選択が出来ない社会は、障害のある人にとっては辛い事。障害のあるなしはもとより、選択肢が増えるような社会を作っていく必要があると思います。その先にあるのが、みんなが生きやすい共生社会なんだろうなと思います。そうすると、オープンにする自由もあれば、オープンにしない自由というのが絶対にあるというのが私の意見です』


出典 カンパラプレス

『リポーターの仕事を通して、学んだことがあります。オリンピックは人間の限界を突き詰めること。パラリンピックは人間の可能性を突き詰めること』
聴覚障害でありながら、リポーターという前例のないことに挑戦したことで、視聴者から一通の手紙が届いたといいます。それは人工内耳を付けた子を持つ母親からの手紙でした。
『あなたを見ていて、できないことはないのだと勇気をもらいました』。

出典 日商 Assist Biz

2021年の「東京2020パラリンピック」でも連日取材にあたっていました。

出典 NHK



2022年、NHKに入局。同期は櫻井千晶アナ長瀬萌々子アナ平塚柚希アナ堀越葉月アナ松廣香織アナ和田弥月アナ
初任地は大阪放送局です。

同年6月12日、「どーも、NHK」に同期のアナと出演。
ツイッター
出典  NHKアナウンス室公式ツイッター(22年6月10日)


自己紹介(22年6月)
ツイッター

https://twitter.com/リンク



人柄


モットー“Continue à être qui tu es.(今のあなたでありつづけて)”東京パラリンピックに向けたリポーターをやっていたときに取材した、海外のパラアスリート(パラ陸上T64・ひざから下が義足のクラスの世界記録保持者、東京パラリンピック銀メダリスト)からもらった言葉です
趣味・特技旅行、料理、カメラ、書道(準7段です!)
好きな食べ物お肉(タン・赤身)、魚、パン、フルーツ、お餅
心身リフレッシュ術自然を感じること(岐阜の自然に囲まれて育ったので、緑や花が大好きです!)、実家の犬と戯れること、食べること(行きたいところリストが全世界で4000か所を超えています…)
アナウンサーになっていなかったら私を支えてくれているさまざまなテクノロジーを広めるためにIT系の企業に勤めているかも…
ちょっぴり自慢したいこと味覚・嗅覚が敏感です、おかげでまるい味のもの(辛くなく、酸っぱくなく、苦くなく、甘くないもの)しか食べられません。泣 そして、実はバイリンガルです(手話が第2言語になります)!
初任地での抱負わたしは生まれたときから聴覚障害があり、左耳に人工内耳をつけて音を聞き取り、唇の動きを見ながら会話をしています。(人工内耳を外すと全く聞こえません!)そのおかげで、観察力が身につきました。観察力を生かして、人の心と心の距離が近いと言われる大阪で、取材を重ねて、“伝わる”言葉で伝えられるように頑張ります!


資格


書道準7段、手話技能検定準2級。

管理人の余談


エポックメーキングですね。民放も追随したらいいですね。



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