中山果奈アナ(NHK)【画像】「ニュース」の中山アナ 5/2

高校生の時、手話を独学で学んでいました。学校に聴覚障碍を持つ方が講師として招かれた際、自身の手話が相手に伝わり、喜び感動されたそうです。そのことでそれまで以上に手話に興味を持つようになったといいます。

大学生の頃、NHKの手話ニュースの現場でアルバイトをされていました。

『そこで私が感じたのは、番組スタッフのみなさんの“必要な人のために必要な情報を届ける”という情熱です。ニュース原稿を手話に置き換えて放送するのですが、この表現でいいのか、字幕の書体や色はこれでいいのか、と毎回本番直前まで熱い議論が繰り返されます。

その姿を見て、カッコいいなと思ったし、必要としている人に、可能な限り分かりやすく情報を届けるという仕事を私もやってみたい、と思うようになりました』。

出典　NHKアナウンス室　わたしの就活時代

手話で番組紹介をする中山アナ(22年4月)※2022年4月から「ハートネットTV」の「#ろうなん」を担当。

2014年、NHK入局。同期は石橋亜紗アナ、林田理沙アナ、星麻琴アナ。

初任地は松江放送局。以後、広島放送局。
2019年度から東京アナウンス室に在籍。

広島放送局時代「おはようひろしま」(16年)

https://www.youtube.com/

2019年4月から「首都圏ネットワーク」を担当。

2020年4月から「おはよう日本」(平日5～6時台)と「ダーウィンが来た!」を担当。

2021年7月、「ニュース」生放送内でのとっさの機転、配慮が話題になりました。静岡県熱海市の土砂災害で地元住人の男性から電話で話を聞いていた時のこと。

中山アナ『安全なところにいらっしゃいますか?』

男性『今現在は大丈夫なんですけど、できれば避難した方がいいというお勧めもいただいています』

中山アナ『あ、今、避難した方がいい状況にあるということでしょうか?』

男性『『できれば避難してください』と消防署の方たちが、先ほどこの辺りを触れて回っておりました』

中山アナ『でしたらすみません、避難してください。われわれの放送はここで大丈夫ですので、避難をなさってください。すいません、お忙しいところありがとうございました。申し訳ありません』と電話取材を切り上げました。この対応にネットでは“プロフェッショナル”、“初めて見る対応かも”と称賛の声が上がりました。

出典　デイリースポーツ

「ニュース」(21年7月)

【画像】「おはよう日本」番組卒業(21年3月26日)

【画像】「ニュース」の中山アナ(5月2日)