山田璃々子さん

両親の仕事の関係で幼い頃は引っ越しが多く、一時期は福岡県で生活。自ずと転校も多く、通った小学校は3校にのぼります。
小学生の途中からは都内で生活をするようになり、それからは小中高一貫校に通うようになりました。

中学・高校時代はミュージカル部に所属。
『中高時代に入部したミュージカル部も直感で入るなど、いつもワクワクする気持ちに従って過ごしていました。あとは、誰かのために何かがしたいという原動力よりも自分のためにやっている活動が多いです』。

大学生になると、学内でキッチンカー“あったまる”の運営を手掛けます。
『私はサークルにも所属していましたが、何か共通項を持った人が出会う場所はサークルで補えるものの、偶発的な出会いは共通の場所でない方がいいのではないか、食べることは誰もが関心があるのではないかと思い、キッチンカーを用いました』。
大学側は当初、学内で食品を出すことに難色を示しました。食中毒のリスクなどがあるからです。山田さんは持ち前の行動力でそれを乗り越えます。
『そこで、私は食品衛生責任者の資格を取得し、キッチンカーを運営されている方にご協力いただき、料理を作るところはキッチンカーの方にお願いし、料理提供や空間づくり・企画を私たちが行う形で役割を調整をし、学内でキッチンカーを運営できることになりました』。

それ以外にも、ほっとする場を提供する活動としてオンラインでお茶を販売したり、SFC生限定の週末ストレッチ会をオンラインで開催するなどされています。

父方の親戚の影響で茶道をされています。
『茶道を始めてみると、茶道の精神だけでない1杯のお茶がつくりだす空間に感動し、その感想を知人に話した時にお茶で起業されている方と出会いました。コロナ禍のタイミングでその方にお茶で何かしたいとお話ししたところ、一緒にやってみようということで農家さんを繋いでいただき、農家さんと一緒にお茶をプロデュースして販売することになりました。』。

友人と共にお茶の商品名や販売方法などを考えたといいます。
『お茶の名前を“環”と名付けましたが、そこには“輪”という意味が込められています。あったまるとお客さんの輪、生産者さんとお客さんの輪、さらにはお客さんが大切な人や今会えない人のための贈答用にこのお茶を通してその人との輪を作って欲しいという思いがあります』。
https://u-29.com/2021/01/12/ririkoyamada/

日本建築学会が主催する「建築文化週間 学生グランプリ 2021銀茶会の茶席」において最優秀賞を受賞。
《実際にお茶席として使用される創作茶席の設計・制作案》を競うコンテストです。

最優秀賞を受賞した山田さんたちの作品

出典　山田さんのツイッター(21年10月28日)

大学3年生の時、ミスSFC2021に出場し、グランプリに輝きました。
https://mdpr.jp/news/detail/2843882

『一昨年、ミスコンのフィナーレを観に行った際に声をかけてもらったことがきっかけでした。せっかく「ミスSFC」として発信する機会を頂けるのならば、自分のことだけでなく大好きなSFCの魅力を行動で伝えられるようにしたいと思い、それができるかもしれないと自信を持つことのできた今年、エントリーしようと決めました』。
https://miscolle.com/keiosfc2021/profile/cedf9918cf12bca524a8a175

コンテスト出場時の映像(21年9月)

https://twitter.com/

2022年2月、現在の事務所に所属。
https://twitter.com/ririko_yamada/status/1488468123116503040